不動産売却のための基礎知識

4.その他
お部屋を見せるときの注意点を教えてください!

第一印象の良いお部屋はやはりお申し込みの確率も高くなります。次の点を注意していただくと、よりよくお部屋を見せることができます。

(1)部屋の照明類を全てつけておきましょう。
第一印象が明るいお部屋は印象も良くなりますので、最初はどんな小さな照明でも全部つけておいてください。(玄関のシューズクローク下にある間接照明なども)

(2)部屋の温度を適温にしておきましょう。
夏ならば冷房を、冬なら暖房を!お部屋に入って快適な印象をもっていただければ、「こんな部屋に住みたいな」と思っていただけますので、ぜひお願いします。

(3)収納スペースにしまえるものは全てしまっておくと良い印象になります。
お部屋をなるべく広く見せるためには、お部屋にはできるだけ物を少なくしておくと良いでしょう。さらに収納スペースに物をしまっておくことで、「これだけ物が入りますよ」というアピールにもなります。

(4)買主様がお部屋に入る最初は、可動式の間仕切りなどは、開けておきましょう。
これも(3)と同様に第一印象でお部屋を広く見せるためです。買主様がいらしてから間仕切りを動かして、お部屋の正確な広さを確認してもらいますので、最初はあけておいてください。

以上の4点を、買主様を迎え入れる時に気をつけていただくと、グっと印象がかわりますので、試してください!

お部屋の引渡し時期は、どうやって決める?希望に合わせてもらえるのかしら?
原則、買主様との相談で決めることができます。
ただし、売主様に抵当権の抹消がある場合や、買主様に住宅ローンのお申込み手続きがある場合は、契約してからおおよそ1ヶ月半~2ヶ月が、契約から引渡しまでの期間となる場合が多いです。
また、売主様が売却活動を行いながら、次のお住まいを並行して探している場合などは、お引渡しまでの期間をある程度設けることもできますが、契約してから3ヶ月以内のお引渡しが、一般的です。
お引渡しまでの期間があまりにも長い場合(半年や1年など)は、買主様がその条件に合わず、見送りとなってしまうこともあるので、注意が必要です。
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